アブラハムがこの1年間に聴いたアルバムをまとめてみました。バンド名アルファベット順。
BABYMETAL / BABYMETAL
今年のジャパメタ界で最も話題になったかもしれない1枚。ボーカルも上手いし、楽曲・演奏は日本トップレベルを集めただけあって、文句なし。メタラーでも全く抵抗なく聴ける力作ですが、歌詞だけは恥ずかしい。笑
At The Edge Of Time / Blind Guardian
ドイツのベテランバンドの、2014年時点での最新作。2010年作。全盛期の勢いを取り戻すことは出来ませんでしたが、まさにブラガーといった重厚でファンタジックな世界観は、やはり大好きです。
Reign Of Elements / Celesty
今は亡き、スウェーデンのシンフォニックメロスピバンドの1st。楽曲のクサさは、メロスピ全盛期にしか生まれ得なかったレベルの高さを感じさせます。タイトル曲の#5はクサメタルの名曲です。
Vandetta / Celesty
2009年発売の4thアルバム。このアルバムで、信じられないくらいの進化を見せました。音質も良く、まるで映画音楽のような、エピックなシンフォニックメタルの名盤です。
The Re-Arrival / Deadlock
ドイツのメロデスバンドの再録ベスト。2014年作。再録なので、あたかもオリジナルアルバムを聴いているかのような、まとまりのある雰囲気を感じさせます。選曲も、サビーネ嬢のボーカル活かしためちゃくちゃ素晴らしい曲ばかりなので、メロデサー以外にもオススメの1枚。
Momentum / DGM
11月に、奇跡の来日を果たしてくれたDGMの現時点での最新作。これまでにない爽やかさとアグレッシブさを前面に出した楽曲で、今までになかった魅力が生まれた力作です。
Chain Reaction / Distorted Harmony
イスラエルのプログレメタルバンドの2nd。インディーズのバンドとは思えない実力派で、変拍子のオンパレード、静と動のあるダイナミックかつドラマティックな楽曲は、一度聴いたらはまること間違いなし。
Astronomy / Dragonland
スウェーデンのメロスピバンド。かつてはクサメタルの最右翼と期待されたバンドですが、この作品ではシアトリカルで重厚なシンフォニックメタルをやっています。プログレッシブさもあり、映画音楽のようなアレンジも非常にこなれている、かなりの良盤です。
Perfect Symmetory / Fates Warning
今更感が否めませんが、勉強のために聴きました。QueensrycheやIron Maidenに通じる、DT以前のプログレメタルの名盤です。
VETELGYUS / Galneryus
日本が誇るメロスピバンドの最新作。日本語詞の曲が増えましたが、シンフォニックさが上がり、そして各メンバーの演奏がキレッキレの、聴いていて楽しい1枚です。
Siren Charms / In Flames
人によってかなり評価の分かれる、In Flamesの最新作。確かにインフレイムスがやる必要はないですが、個人的にはこのエモさは大好きです。
Liquid Tension Experiment 2 / Liquid Tension Experiment
Vol. 2 – Liquid Tension Experiment
Dream Theaterのリズム隊がメインとなったインストアルバム。名曲Acid Rainを含み、テクニカルなだけじゃなくて、楽曲の良さも伝わってくる1枚。Dream Theaterでもこういうのやればいいのに。
Escape From The Shadow Garden / Magnum
実に40年のキャリアを持つイギリスのメロハーバンドの最新作。ベテランらしい味のある楽曲ばかりで、ボブ・カトレイの歌声の虜になること間違いなし。
Niche シンドローム / ONE OK ROCK
今をときめくワンオクのちょっと古いアルバム。代表曲「完全感覚Dreamer」は勿論、なかなかカッコいい曲が多く、Takaのボーカルもやっぱりカッコいい。偏見をなくして聴きましょう。
Out Of The World / Platens
今年ナンバーワンとの呼び声も高い(個人的に)、メロハーの名盤。メタルじゃなくてもアツいものはアツいんです。是非聴いてください。
The Days of Grays / Sonata Arctica
ソナタの6th。初期の音楽性は見る影もありませんが、僕はこのメロハー感が大好きです。今年はソナタのお陰でメロハーの魅力に改めて気づくことができました。
Stones Grow Her Name / Sonata Arctica
7th。メロハーバンドとしてはかなりクオリティの高い作品を連続して作ってくれました。特に前半の6曲は、キャッチ-さもあって、ヘヴィロテ間違いなしな曲ばっかりでした。
Pariah’s Child / Sonata Arctica
8th。メロスピらしい曲も少し戻ってきましたが、その分メロハーとしての魅力が減ってしまったような印象を受けました。アルバム全体を通して聴くと、とてもまとまりのある力作です。
Seraphic Clockwise / Vanden Plas
最新作とどっちを買うかを悩んで、結局最高傑作と名高い前作を手にしました。ドラマティックさが半端ない、プログレメタルの超名盤です。日本盤はもう出てないみたいですが、頑張って探してみてください。
Framework / Work Of Art
スウェーデンのメロハーバンドの3rd。爽やかさでは右に出るものがいないのではないか、というくらい爽やかでキャッチ-なメロハーの名盤です。今年はメロハーの当たり年でしたね。
※2014年にアブラハムが聴いたものであり、発売年は2014年のものばかりではありません。
いかがでしたでしょうか。今年はこの10年で最も聴いた枚数が少ないかもしれません。その分、1枚1枚への思い入れは強いと思います。個人的には、メロハーの良さを非常に感じた1年であります。
なにしろ、PlatensとWork Of Artの新譜はめちゃくちゃよかったです。
来年は、是非また、メロスピ熱・プログレメタル熱を再燃させられればと思います。Seventh Wonderあたりが新譜を出してくれたらと、なんとなく期待しています。
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