VETELGYUS / Galneryus

By: NASA Goddard Space Flight Center

 

こんばんは、アブラハムです。今日はCDレビューの気分。

 

Band: Galneryus

Album: VETELGYUS

Country: Japan

Year: 2014

Genre: メロディックスピードメタル

1. REDSTAR RISING[Music : Syu]
2. ENDLESS STORY[Lyrics & Music : Syu]
3. THERE'S NO ESCAPE[Lyrics : SHO Music : Syu]
4. ULTIMATUM[Lyrics : SHO Music : Syu]
5. ENEMY TO INJUSTICE[Lyrics : SHO, TAKA Music : YUHKI]
6. THE JUDGEMENT DAY (VETELGYUS MIX)[Lyrics & Music : Syu]
7. VETELGYUS[Music : Syu]
8. ATTITUDE TO LIFE[Lyrics : SHO Music : Syu]
9. SECRET LOVE[Lyrics : SHO Music : YUHKI]
10. THE GUIDE[Lyrics : TAKA Music : Syu]
11. I WISH[Lyrics & Music : Syu]
12. THE VOYAGE[Music : Syu]

 

日本が誇るメロディックスピードメタル、ガルネリウスの9枚目のオリジナルアルバム。ボーカルの小野正利が加入してから、4作目になります。

キャリアも10年を超え、リーダーであり、ギタリストのSyuも円熟味を増してきた、という年頃でしょうか。1stアルバムからのファンとしては、Yama-b時代、特に初期3部作に強い思い入れがありますが、もうあの頃のバンドとは全く別物として聴いた方がいいのかなと思います。メンバーはそんなに変わってないんですけどね。

 

このアルバムの第一印象としては、だいぶポップになったなぁ。という感じ。小野さんが加入してからは、繊細な歌声を活かす曲が増えましたが、今作ではさらにポップな、耳障りの良い音楽を演奏しています。

また、アルバムタイトルのベテルギウスからも分かるように、冬の星空をイメージしたような曲が多く、それに伴ってYuhkiさんのシンセの音色もストリングス寄りになり、シンフォニックさが増しました。本当に、Yuhkiさんはアレンジの幅が広くて、プレイヤーとしてだけじゃなく、アレンジャーとしても尊敬するしかありません。

あと、今作で特筆すべきことが、もう1つあります。それは。


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Syuのギターが泣きまくっている!!!

 

テクニカルさも勿論ありますが、Syuの持ち味である哀愁を感じさせる音使いとか、ビブラートとかがめちゃくちゃ光ってます。最近は、4th、5thぐらいの劇的なギターソロが減っていたなぁ、と感じていましたが、今作はかなり泣いてます。

 

曲の感想は…

前半は、なんか聴いたことあるような曲ばっかりで、長いこと聴いてるファンはちょっとがっかりするんじゃなかろうか?ってくらいのレベルなんですが、後半に行くにつれて、かなり充実した作品に仕上がってると思います。勿論、全曲かなりクオリティは高いので、最近のファンであれば全く問題なく聴けること、間違いなしです!

 

#2は、お決まりのメロスピチューン。なんか、MinstreliXとかを聴いてても思うのですが、メロスピにおいて、音程がとれすぎるボーカルは、聴いてて安心できるのですが、ガッツポーズしたくなる感じはしないかなぁ。

#3は、モダンなイントロから始まる、ミドルテンポのカッコいい曲。サビはかなりメロハーっぽいというか、アブラハムのツボ一直線な感じです。そして後半のギターソロがめちゃくちゃ泣いてる。

#4も、モダンな感じで始まる曲。ボーカルが入ってからは過去作にある、Bash Out!みたいな感じだったり、なんか他の曲っぽい感じだったりして、あんまり楽しめないかなぁ。

#5はシンフォニックなストリングスから始まる曲。変拍子も多用されている、プログレメタル感のある曲。イントロの緊張感なんがめちゃくちゃいい。メロディもレトロな感じで、なんとなくジャップスプログレっぽかったりして、いい感じ。長めのインストパートは、Galneryusにしか出来ないテクニカルな演奏だし、それでいて、聴きごたえもある。やっぱり、Yuhkiさんの曲ってスリリングだし、メロディも光ってるし、大好きだわ。

小野さんの声もあってるし、Galneryusに持ってきてくれて、ありがとう。笑

#6もイントロのシンセが長い曲。アルバムの中で、一番「ガルネリっぽい」曲な感じです。イントロとAメロはかなり緊張感のある好みな感じですが、サビがちょっと弱いかなぁ。

#7は、8分にも及ぶインスト曲。インストをタイトル曲に持ってくるのは、なかなか思い切ったなぁと思いましたが、これがもうSyuワールド全開のめちゃくちゃカッコいい曲。三連のリズムで始まる勇壮な曲に乗せて、ギターのメロディーが縦横無尽に駆け回ります。そこでも十分かっこいいのに、リズムが変わってからの、キーボードとのバトルがめちゃくちゃアツい!!前作にも14分くらいの、ちょっと笑っちゃう曲なんかはありましたが、今回は、ガチです。そして、後半はケルトっぽいメロディが登場し、哀愁を誘います。まさにベテルギウス。冬の星空。

#8は、アニメのタイアップもついた曲。バラードではありますが、曲から発せられる泣き・哀愁が、ガルネリ史上トップクラスに仕上がってます!Syuってこんな曲も作れるのか!!と、正直驚かざるを得ないくらい素晴らしい出来で、また、小野さんの声質にもぴったりで、文句なしの、このアルバムのベストチューンです!ギターソロがまた泣きまくってるんだわ。Syuさん、最高っす。

#9は、ん?Gerard?みたいな、ジャップスプログレ感マックスの雰囲気で始まり、そこからは80年代のディスコっぽさのプンプンする、ガルネリウスらしくない感じの音楽なんだけど、でもガルネリウスらしいっていう、かなり新鮮な曲。やっぱりYuhkiさんって凄いわ(3度目)。

#10は、再びの疾走曲。イントロのクワイアがいい感じ。ヨーロピアンなシンフォニックさもあります。疾走するにしても、こういう曲をもっと増やしてもらえると嬉しい!

#11も、疾走してます!この曲もシンフォニックさが強調されたアレンジで、それでいて、日本語詞と相まって、ジャパメタっぽい印象が強いかな。サビメロから哀愁がプンプン漂ってきます。小野さんも気持ちよさそうに歌ってる。

#1、#12はインストです。インストもカッコいいのが、ガルネリのいいところでもあります。

 

1曲1曲はかなりいい曲が多いです!! しかしながら、アルバム全体になると、印象が薄くなってしまうのは、なんでだろう…やっぱり前半のインパクトの弱さ、そして疾走曲のインパクトの弱さが良くないのかなぁ。とは言っても、Syuのギター、Yuhkiさんの曲はめちゃくちゃ光ってますし、ここ最近のGalneryusのアルバムの中では、かなり充実した出来であることは間違いないです。

でもやっぱり聴きたいのは、あの頃のガルネリなんだよなぁ…(涙

 

 

アブラハム的オススメ度 7 / 10 (最近のファンには 8/10)

 



 

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