社会人2年目の夏も関西でお盆を過ごしてきました。
イベント尽くしというよりも、ずっと会いたかった友達と遊んだり、家族でちょっとお出かけをしたり、気合いは気持ち控えめな夏休みになりました。そんな中でも、関西の新たな魅力を発見できた、素敵な夏休みになりました。社会人はお金も使えるようになる分、学生時代とは違う楽しみ方ができて素晴らしい。
家族で神戸・王子動物園へ。
京都・大阪を横断して、神戸まで行ってきました。高速に乗ると実家からも近いもんです。
真夏の野外はなかなか辛いものがありますが、元気な子供たちを横目に、いい大人3人で動物園に行ってきました。神戸市立の動物園で、かなり歴史を感じる趣のある雰囲気を感じます。
イチオシポイントは、日本で唯一、コアラとパンダの両方を飼育している動物園!ということで、確かにパンダのいる動物園は東京とか和歌山とかにもある気がしますし、コアラも京都にいるやん?と思ってしまいますが、それが両方見れるのはお得!なのかどうなのか…笑
今までパンダって、大きいし、愛嬌がある訳でもないし、そんな騒ぐほどか?って思ってました。なので、何気に初パンダ。
いざ生で見ると、目の周りの黒のなんとも気の抜けた感じとか、のっそり歩く感じとか、ひたすらむしゃむしゃと笹の葉を食べ続ける感じとか、癒し要素が満載で、確かにこれは愛されるわ…とパンダに返り討ちに遭うことになりました。かわいい。
さすがに暑いので、屋内にいましたが、ガラス越しではありますが混雑もせず間近で見れたので、とても良かったです。
次はコアラです。コアラはひたすら寝てました。起きたかと思いきやあくびをしたり、半目でぼーっとしてたり、1mくらい動いて再び眠りについたりと、本当に平和な生き物だなぁ、と感心していました。
その他にも癒しに溢れた動物たちがたくさんいました。さすがに暑いのか、どいつもこいつもぐったりしていて、それがまた平和な感じを出していて、本当になんかこちらまで平和な気分になれました。平和の裏側にも壮絶な戦いがあるのかもしれませんが、そこまで動物愛護のことは詳しくないので、単純に楽しめました。
カピバラ。こいつに一番会いたかった。
シロクマ。暑さで顔が変なことになってる。
ゾウ。タイでは放し飼いのやつに乗ることもできるのに…
ナマケモノ。半目で見下されていました。
ペンギン。一匹しか泳いでなかった。
ダチョウのピュアな目つき。真っ直ぐ見つめられるとドキッとしそう。←
王子動物園には本当に子ども向けの遊園地があって、本当にレトロな(というか昭和感の漂う)乗り物がたくさんありました。イマドキの子どもたちもこういうので喜んだりするのかは分かりませんが、この歳になると、あんまり肩肘張っていない、のんびりとできる場所っていうのも、とても素敵だし、動物を見ながら平和を願う夏休みはとても幸せなもんだなぁ、としみじみと感じていました。
野性を奪われた、だらだらとした愛らしい動物を見ると、日常のイライラなんかも忘れられて、とても素敵な、非日常的な時間へと誘ってくれる、大人にとっても魅力的な場所だと気づきました。上野にも行きたいなぁ。
ちなみに、神戸~芦屋の辺りでは、パンの神戸屋がやっている神戸屋レストランをたくさん見かけました。レストラン事業もやってるなんて知らなかったのですが、ちょっとした街角なんかにあって、神戸の街にとてもマッチしていました。なんか普通の街なのに神戸界隈っておしゃれだなぁ。
http://www.kobeyarestaurant.co.jp/shop/east_map.html
関東にも神戸屋のレストランってあるんや。行ってみよう。
お盆の京都を歩く。
京都にも何度か出かけました。街中に寺社仏閣が散らばってたり、細い路地に入ると町家もたくさん残っていて、おいしそうなお店とか、おしゃれなお店とか、歩いているだけでワクワクする街だと気づきました。
高校生くらいの男子だと、遊びに行くなら京都駅の周辺か、三条京阪~新京極~寺町くらいなんですよね。大学進学から関東にいるので、案外京都の街中に遊びに行くことってなかったので、全然知らないところもまだまだ多くて、京都の中心って御池通りとか四条の辺りにまで広がっていて、案外歩いたことのないところにたくさん連れて行ってもらいました。
とは言ってもあんまり写真は撮ってなくて、唯一あるのが六角堂です。六角堂は聖徳太子に由来を発する、かなり歴史のあるお寺だそうです。それだけじゃなくて、池坊流の生花の発祥の地でもあるらしく、文化的にもかなり重要なところなんですね。
四条通に面した、街のど真ん中にある六角堂は、まさに都会のオアシスといったところです。十六羅漢にも癒されます。本当は癒されてる場合じゃなくて、ちゃんとお祈りしないといけないんですが。
六角堂と名の付くだけあって、屋根が六角形になっているのも珍しくて、とても素敵なお寺でした。
六角堂に隣接するビルの1階にはスタバが入っていて、ガラス張りの窓から六角堂を見ながらお茶が出来るという、京都きってのおしゃれスポットがあるんです。あいにく他のお店でお茶をしてしまったので入りませんでしたが、お寺を見ながらお茶が出来るなんて、なんて素敵なんでしょう。2時間くらい一瞬で過ぎてしまいそう。ここの近くの職場に転職したい。
http://www.starbucks.co.jp/store/search/detail.php?id=880&mode=concept
御池を上がって三条まで歩き、夕暮れ時には東山の方まで行ってしまいました。
夕焼けに染まる平安神宮の鳥居。この鳥居も近くで見るとデカいだけであんまり風情がないのですが、とおくから眺めると、京都のシンボルの一つとしてかなり誇らしげに佇んでいます。
祇園へと続く白川も渡っちゃいました。白川沿いには高級料亭が並んでいます。いつか入れる日を夢見ながら歩きます。
白川沿いに、細い路地が続くアーケードの商店街「古川町商店街」がありました。こういう路地めっちゃ好き。かなりのシャッター街と化していましたが、中には開いているお店があったり、ゲストハウスとして生まれ変わったような建物もあったりと、形を変えてなんとか生き延びていってほしい、そういう感じの商店街でした。
晩御飯を食べるために鴨川へ戻ってきました。
人生二度目の先斗町ディナー。
先斗町はかなり観光地化された、逆に言えば若者でも入りやすいお店が並ぶ、それでいて京都らしい通り。最も京都らしい通りと言っても過言ではないかもしれません。個人的には祇園よりも断然こっちの方が気取ってなくていいです。鴨川沿いの納涼床も、ここの通りのお店がやっています。
去年訪れた時には「ここら屋」という、最近流行ってるおばんざいのおいしいお店に連れて行ってもらいましたが、今年は「豆八」という、豆腐メインのお店に行ってきました。先斗町に2件あるらしく、最近出来たお店のようです。多分新しくできた方。1階のカウンター席はかなり高級感がありますが、2階の個室は居酒屋とそんな変わらない感じで、あまり緊張せずに済みました。笑
優しい味の料理と、京都の日本酒がおいしい、とても落ち着くお店でした。
ちなみにここら屋はこういうところ。
http://kokoraya.moss-co-ltd.com/shopdata/ponto.html
そして、夜の鴨川沿いは幻想的で素敵でした。
男ばかりだったのが少し残念でしたが…笑
京都の夏の風物詩、大文字
夏休み最終日は五山の送り火を見に行ってきました!夏の夜と言えば花火という人が多いかと思いますが、京都ではむしろ送り火の方がにぎわってるんじゃないか、というくらいの人でごった返していました。
送り火は、京都を囲む6つの山で、それぞれ文字が彩られるので、全部を見れる場所は少ないようです。僕は鴨川の分岐点あたりで見ることにしました。
駅としては、京阪電車、叡山電鉄の出町柳駅のあたりです。かなりの人気スポットだったらしく、夕方から場所取りをする人が多かったですね。僕達は外では待ちきれなかったので、近くのカフェに入っていました。
あまりいい写真ではないですが、「さるぅ屋cafe&bar」という、一軒家を改装したおしゃれなカフェでした。2階からお寺を眺められるのがとても素敵です。
http://tabelog.com/kyoto/A2601/A260302/26004169/
肝心の大文字ですが、携帯なのであまり綺麗には写真が撮れませんでした…笑
大文字は数分おきに、順番に火が灯されていくので、一か所に留まるよりも、歩きながら見る方が複数見れていいかなぁ、と思いました。個人的には地下鉄鞍馬口駅から下鴨神社の方に歩いたところにある、「出雲路橋」 のあたりを歩くと4つ見れたので、良いスポットだと思いました!
この辺ですね。
毎回実家に帰省する度に、違うところへ行ったり、違う体験をしたりするのですが、関西は魅力が尽きない地域だなぁ、というのを今回も実感しました。9月にはシルバーウィークがあるので、関東の人にとっても訪れやすいタイミングだと思います。
次に帰るのは年末かなぁ。笑