こんばんは、アブラハムです。
Interbeeが始まりました。放送、音響関連の会社が一同に集まる、年一回の展示会なので、楽しんできたいと思います。
M3からしばらく時間が経ってしまいましたが、今回は同人音楽のレビューです。
Album: 幻影のKilcmylo
Band: Siltone
Genre: シンフォニックメタル
Track List 1. エヌメド 2. Twin Garel 3. Nostalina 4. Fel-Melgith 5. 爛世ヨリ風人
Platch氏率いる、女声メタルサークルの3rdアルバム。音楽性は、メタルとアニソンとV系を足して3で割った感じで、日本人らしいキャッチーなメロディーがとても魅力的なサークルです。
かなりの実力派サークルで、メインボーカルのSynatiQさんの歌声は、ストレートでありながら印象的な、とても魅力的なものです。それだけじゃなく、ゲストボーカルも実力派揃いで、よくこんな上手い人ばっかり集めたなぁ。と驚かずにはいられません。
Platch氏自身も、ドラマーでありながらギタリストというマルチプレーヤーであり、バンドサウンドのアレンジも非常にかっこいいです。
そして何より、魅力的な曲ばかり。3rdアルバムにしてSiltoneの音が確立されていて、イントロを聴いただけで分かる、みたいな強烈なインパクトがあります。それでいて、曲は非常にバラエティに富んでいて、疾走曲あり、メロディアスな曲ありと、何度聴いても飽きない作品です。
内容は5曲入りと、アルバムとしては少し物足りないですが、その分濃密な内容な印象。
#1 ストレートな疾走曲。シンフォニックかつ勇壮な、メロスパー必聴の名曲です!
#2 この曲のV系っぽさ、歌謡曲っぽさはクセになります。ゲストボーカルも非常に味があって、この曲の雰囲気にピッタリ。
#3 イントロのオケヒがかっこいい。
#4 V系っぽさのある、ワルツ調の曲。この曲も、イントロのシンフォニックアレンジがものすごくかっこいい。
#5 再びの疾走曲。シンフォニックでありながら、和のアレンジがアクセントになっている、Siltone節全開の曲。
1stアルバムから、非常にクオリティの高い作品を作り続けているサークルですが、今作もかなり充実の出来になっています。アブラハムも是非オススメしたいCDです。活動ペースがそれほど早い訳ではないですが、有名サークルと比較してもなんの遜色もない実力のあるサークルなので、今後の作品も楽しみです!
あと、メンバーの皆さんがとても気さくな方なので、そこもいいところです!
[adsense]