Out of the World / Platens

Out of the World Cover Photo

 

こんにちは、アブラハムです。最近新しいCDを買いました!! 今日もレビューします!

 

Band: Platens

Album: Out of the World

Country: Italy

Year: 2014

Genre: Melodic Hard Rock (メロハー)

 

01. Running
02. Time Will Tell
03. You Won't Bring Me Down
04. Ask Yourself
05. I Still Search For You
06. Sometimes I Miss You
07. Last Final Time
08. Don't Leave Me Alone
09. Deep In My Heart
10. No Easy Way Out (Robert Tepper Cover)
11. Save Me
12. Life (ボーナストラック)

 

イタリアのメロディアス・ハードロックバンドの2ndアルバム。1stから実に10年ぶりの作品となります。日本盤は、ルビコン・ミュージックからの発売。ルビコンはメロハー系のCDを数多く取り扱っているレーベルで、たまたまHPを見ていてみつけた1枚でした。こういう、知名度は低くてもクオリティの高いバンドを取り扱ってくれるレーベルがあるのはありがたいことです。

実はこのバンドの中心人物は、伝説のシンフォニックメタルバンド、「Thy Majestie」の初代ボーカリスト、ダリオ・グリロなんです!名盤、「Hastings 1066」でもボーカルをとっていた彼が、まさかこれほどまでに華麗な転身を遂げていたとは知りませんでした。

先日の記事、「全メタラーにオススメ!クサメタルバンド7選+α」でも取り上げた、「The Sight of the Telham Hill」では、エピックなメタル曲にマッチした、非常に伸びやかな歌声を披露していました。


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しかしながら、このアルバムでは、完全なるメロハーをやっています。伸びやかな歌声は健在ですが、さらに男らしさ、渋さが加わり、確かにこの人はメロハーが向いてるわ…と思わせる歌唱力を持ち合わせています。しかもそれだけじゃなく、今作ではギターや一部キーボードまで演奏するマルチプレイヤー。こんな逸材だったんですね。

 


 

 

アルバムの感想に移りましょう。

 

疾走曲ではAORにも通ずる爽やかさとメタルにも肉薄するダイナミックさを見せ、バラード曲では、ハリウッド映画のエンディングでもいけてしまうんじゃないか、ってくらいドラマチックで壮大な仕上がりになっています。

他のメンバーもテクニシャン揃いで、演奏がものすごくタイトです。そして起伏のあるアレンジが、さらにこのアルバムを1レベル上に押し上げています。 サビで感じる高揚感は、まさにアレンジの妙といったところです。

 

#1は、どことなくF1の「アノ曲」を思わせる、ドライブ感のある疾走曲。サビでメジャーキーに転調し、めちゃくちゃ爽快感があります。

#2も疾走感のあるハイテンポな曲。この曲がものすごいんです。メロハーはこうあるべし、といったような、哀愁あるイントロに始まり、低いキーで歌いあげるAメロから期待感を高めていき、Bメロからのサビへの流れ、そしてサビの重厚なコーラスと、情感たっぷりに歌い上げるボーカル!!

 

これは、今年No.1 メロハーチューンではないでしょうか!!!

 

 

 

#3もハイテンポな曲。ライナーノーツには、「ギターがどことなくB’zっぽい」と書いてありました。言われてみれば。曲も「In the Life」に入ってそうな、90年代の匂いもするメロハー。分厚いシンセサイザー、ピアノの音色がかなりいい仕事をしています。

#4は哀愁漂うバラード。この曲が4曲目でいいの!?ってくらい、感動的な曲です。サックスっぽいシンセがめちゃくちゃカッコいい。バラードなのにアツい、この不思議な感じは、作曲とアレンジが凄いことを物語っています。

#5は再びハイテンポな曲。イントロだけ聴けば、フィンランドのシンフォニックメタルバンドの新曲!とか言われても分からないくらい、メタルっぽさもあります。ボーカルが入ると一転して上質なメロハーソングに変わります。こういうところが、ダリオさんのキャリアが活かされているところかもしれません。

#6は再びのバラード。#4とは雰囲気も違う感じですが、こちらも激アツ。ピアノやアコギ、コーラスのかかったギターの音色がかなり雰囲気を出しています。そして、サビ!これは反則です。鳥肌が止まらない、劇的なサビに悶絶してください。こっちはサックスのソロもあって、恋愛映画でも見終わったかのような気分にさせてくれます。笑

#7は、ミドルテンポのこれまたドラマチックな曲。サビの魂こもりまくりのダリオのボーカルに、震えること間違いなし。

#8は、だいぶ毛色が変わり、ロカビリーっぽさのある、ノリノリな曲。オルガンとブラス主体のアレンジがいい感じ。こんなに雰囲気が違う曲も作れて、しかもそれに合わせたアレンジ、歌唱が出来ることが、このバンドのレベルの高さを物語っています。

#9もバラード。ずっとテンションが高いこのアルバムの中で、唯一、落ち着いた感じのする曲。それがまたアクセントになってて、魅力的に聴こえます。

そして#10はロッキーでもおなじみの「No Easy Way Out」のカバー。原曲に忠実なアレンジです。元々、めちゃくちゃあついメロハーソングなので、全く違和感なくアルバムに溶け込んでます。てか、こんな名曲がなんとなく混じってるアルバムって正直おかしい。笑

 

 

ロッキーのバージョンとはキーが違うみたい。

 

本編最後、#11はバラードでシメます。悲し気な雰囲気に覆われた曲。この曲のアレンジが凄い。ピアノから始まり、3分過ぎまではシンセとボーカルのみ。バンドサウンドになるのはごく一部だけ。映画音楽のような起伏、そして圧倒的なアレンジ。シンフォニックなパートもあります。ギターソロもめちゃくちゃ泣いてます。ダリオはギターの実力もかなりのものがありますね。

#12は日本盤ボーナス。バンドサウンドのほとんど入らないインスト曲ですが、これがまた壮大。完全にハリウッド映画のエンドロール。この人、才能ありすぎて恐ろしすぎる。

 


 

 

なんやねん、このバンド…

クオリティが高すぎて恐ろしすぎる…

 

メロハーファンだけじゃなく、全てのメロディアス派必聴の1枚です!!

 

先日レビューした、Work of Artですっかりメロハーにはまってしまった私ですが、さらにもう1枚、衝撃的なアルバムに出会ってしまいました。Work of Artが好きならこのバンドも絶対好きになりますし、逆もまた然りだな、という感じです。

Framework / Work of Art レビュー

 

いやー、これは今年ナンバーワンの名盤かもしれません。是非聴いてみてください。

 

 

アブラハムオススメ度 10/10 (名盤)

 



 


 

 

p.s ダリオは別プロジェクトで、プログレメタルもやっているようです。

 

 

音質的な問題はありますが、こっちもカッコいい。

Out of the World / Platens」への1件のフィードバック

  1. ピンバック: Framework / Work of Art | アブラハム2ndのメタル×英語.com

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