先日、近江神宮に行ってきました。寒波到来により、関西は雪がすごい…
大渋滞により逢坂の関を越えられず、近場で初詣に行ってきました。
滋賀県・大津にある、近江神宮へ。京都からもほど近くにあるこの神社は、意外に歴史が浅く、1940年建立。日本最古の時計があったり、かるたの全国大会が行われたりと、全国的にも知名度はそれなりあるところです。
近江神宮・雪景色
大津は特別豪雪地帯というわけでもなく、年に数度、雪の積もる日があります。お正月に雪が降るのは珍しく、初詣にはあまり向いた天気ではありませんでしたが、雪化粧の神社というのも趣があります。
幸いにも雪はやんでいて、初詣にもかなりの人が来ていました。出店も出て、それなりのにぎわいです。あんまり人が多すぎるのも疲れてしまうので、これくらいだと、とても快適。
本殿へと向かっていきます。朱に塗られた楼門が鮮やかで、真っ白な雪とのコントラストがとても美しいです。やはり日本の建物は自然の美しさと合うなぁ。階段はつるつる滑りますが、なんとか登りきれました。
近江神宮は建物が3つあって、外拝殿、内拝殿、社殿があります。これらの建物は近江様式や昭和様式とよばれる建築様式で建てられており、登録文化財にも認定されている、重要な建物です。外拝殿に入っていきます。
入れるのは外拝殿までで、そこから内拝殿に向かってお祈りをします。人の出入りがない内拝殿には雪が融けずに積もっていて、とても神秘的な景色です。寒さと相まって、新年から身が引き締まります。
市街地に位置していながら、森に囲まれていて、とても静かな空間が広がっています。
おみくじも引いてきました。中吉という、良くも悪くもない運勢でした…今年は善徳を積んで、静かに生きていくように心がけます。
マンガ「ちはやふる」の舞台として登場したことにあやかって、ちはやふるおみくじ、なんてものもありました。普通のおみくじを引いてしまいましたが、ファンにとってはこっちの方がありがたいようです。
京都の陰にかくれがちですが、実は大津にも見どころはたくさんあります。
特に京阪電車・石山坂本線沿線には歴史のある街が広がっています。坂本には日吉大社、延暦寺へのロープウェーがあり、三井寺、石山寺、瀬田の唐橋など、非常に趣のあるエリアです。
いつも言っていることなのですが、大津は、何日も過ごすことのできるエリアではありませんが、京都観光のついでに、少し人とは違う観光プランを立てるのはいかがでしょうか。
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