月別アーカイブ: 2014年3月

淡水11

東南アジア卒業旅行記~第3日・淡水・台北

 

こんにちは、アブラハムです。都内に引っ越してきました。ちょっとばたばたしちゃったので、更新も滞ってしまいました。今日からまた、旅行記を進めていきたいと思います。

 

2月27日

 

今日は高雄をあとにして、台北へと向かう。今日も今日とて早起きだ。日本では9時間睡眠が当たり前だったのに、出発の日から、毎日6時間くらいしか寝てない。それでも目は覚める。旅というのは一種の非日常であり、何かものすごいエネルギーが自分の中から発散されているような、そんな気がする。

 

高雄駅1

 

無事、高雄駅に到着する。なかなか広い構内だ。朝食はセブンでおにぎりを買う。具材は日本のものよりも肉々しいものが多いが、100円を超えることはなさそうだ。エンゲル係数は下げ目でいく。

初日に会ったチャールズくんが、週末を利用して、一緒に台北に来てくれるという。仲間は多いのに越したことはない。そのフットワークの軽さに脱帽するよ。

 

高雄駅2

 

台北と高雄を結ぶ高速鉄道。日本製の車輌であるため、あたかも日本の新幹線に乗っているような感覚がする。田園地帯の風景も、熱帯地方のそれというよりも、日本に近いような気もする。漢字で埋め尽くされた車内広告だけが、ここが台湾であることを思い出させてくれる。まだこの情報量の多さにはついていけそうにない。

 

1時間半程で台北に到着。快適な旅だった。

まずはホステルに向かう。台北駅から程ないところにあるHomey Hostelというホステル。受付の女の子がかわいい。あんまり愛想は良くないけどね。

 

台北1

 

値段も、ヨーロッパや東南アジア程は安くないが、大都市にしては手ごろなものだ。2500円くらい。日本の相場も調べてこればよかった。ホステルにスーツケースを預けて、いざ、観光へと繰り出す。

 

淡水1

 

最初の目的地は淡水。MRT(都市鉄道)に40分程揺られる。MRTは食べ物はおろか、飲み物を飲むこと、ガムを噛むことさえ禁止されている。この国はマナーに厳しいのかなんなのか、もう訳が分からなくなってくる。

それはさておき、淡水は魅力的な街だ。美しい海岸に、賑やかな通り。おいしい食べ物もある。カップルの姿も多い。なんてことだ。

 

淡水2

 

ちなみに、僕は琵琶湖岸の方が好きだ。のどかさのレベルが違う。そして、山下公園はあんまり好きじゃない。海岸はカップルのためにあるのではなく、全ての人々のためにあるべきだ。

 

淡水3

 

海岸沿いは公園になっていて、様々なお店が並ぶ。歩くだけでも楽しいし、サイクリングも出来る。海岸沿いをずっと遠いところまで行ってみたい、そう思えるくらい気持ちのいい街だ。

 

淡水4

 

淡水名物の飲み物を頂く。梅なのだろうか、酸っぱい。しかし、ここでも漏れなく砂糖がたっぷりと入っている。酸っぱいのに甘いとかいう、若干その味覚を突っ込みたくなる名物ではあるが、台湾人はこういうのが好きらしい。日本人は3人で1カップを回し飲みしても、飲み切るのには相当な時間と労力を要してしまった…

そのままランチへ。阿給という、淡水名物の料理を頂くことにする。それにしても、この店からの風景は美しい。店自体は、昔ながらの雰囲気ではあるが。

 

淡水5

 

淡水6

 

油揚げに春雨とお肉が入ったという代物。お箸では切れないので、かぶりついて食べるのが正しい食べ方だと思われる。皆でかぶりつく。おいしい。若干、唐辛子的な辛さもあるが、全体的には油揚げとお肉の味が勝っている。これはペロリといけるやつ。

一緒に水肉まん的な料理も食べる。これもこれでおいしい。

お店をあとにして、再び街を歩く。海岸から離れても、賑やかな街並みは続く。様々な種類の食べ物屋さんが軒を連ねる。食べ歩きの街、淡水。

 

淡水7

 

ここでは、魚の風味のついたあられを購入。日本人が好きな味。日本にもこういうやつ、結構ある。食べ歩きをしながら、次なる目的地を目指す。

 

淡水8

 

坂道を登っていく。なかなか趣深い通り。戦後すぐに建てられたかのようなビルが所狭しと連なる。まるで昭和にタイムスリップをしたかのようだと、平成生まれの人間が物思いに耽る。

 

淡水9

 

ごちゃごちゃした市場のような通りに入り、奥へと進む。野良犬が多くて、結構怖い。狂犬病予防はちゃんとしているんだろうか。そういや、日本では野良犬を見ることがほとんどなくなったような。小さい頃はそれなりにいた気がするのに。

 

淡水10

 

そんな怪しい匂いのする、ごちゃごちゃした通りの奥には、淡水の龍山寺が門を構えていた。地図がなければ、観光客には見つけられそうもない場所。冒険心をくすぐる街、淡水。

 

淡水11

 

龍山寺は台湾中にあって、どれも立派だ。ここでもしっかり拝んでいく。来る未来のために。

 

淡水12

 

駅への帰り道で、また食べる。イカフライ。胡椒がきいていて、おいしい。逆にイカフライをおいしくなく作る方法を教えてくれ、という思いが浮かんだが、スウェーデン人に作らせれば、間違いなく不味くなる。スウェーデン人は食に関しては天才的に才能がない。

淡水。いい街ではないか。老街を歩き、タイムスリップしたような感覚に囚われ、海岸を歩くと、一気におしゃれな雰囲気が漂う。1日過ごしても、きっと飽きることのない街。次に来る際には、レンタサイクルを借りて、もっと遠いところまで行ってみよう。船に乗って、海からも淡水を楽しんでみよう。そんな風に、淡水には、また来たくなる魅力がある。

 

そんな感慨に耽りながら、一同は台北市内へと戻るのであった…次回へと続く。

 

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東南アジア卒業旅行記~第2日・台南その3・夜

 

こんばんは、アブラハムです。今日は4月からの新居に行ってきました。部屋が広くなる!

 

昨日の記事の続きです。台南市街の観光スポットを訪れ、リキくんとの再会を果たしました。その後、古民家を改装したおしゃれカフェで一服をしていたところ。

日本と台湾のカフェの違いに驚いたり、中国語でカフェのお姉さんに話しかけたり(ナンパではない)と、がっつりお茶を楽しんでいたところだったが…

 

まさかの、アイスコーヒーを倒して零してしまった。えへ。

 

割と、えへ、とか言ってる騒ぎじゃなくて、おしゃれなことが災いして、ソファとかにもぶちまけちゃって、オーナーさんの顔、めっちゃ怖くなってる。でも、ごめんなさい、って中国語でどう言うか知らない。I’m sorryって連呼するけど、自分の発音で言っても、あんまりI’m sorry感が出ない…

対不起 ドゥイブチー

って言うらしい。ドゥイブチー。

 

自分に向けてコーヒーを零してしまったせいで、着ていたシャツはコーヒーまみれ。新しいシャツを買いに行くことになり、すぐ近くのTシャツ屋さんに駆け込む。正直、台湾で服買っても高いだろうなー、と思っていた。

しかしながら、意外なことに、280TWD(1000円弱)で、まともなTシャツが買えるではないか。ふんわり系の生地だし、丈とかも問題ない。日本だったら2990円とかしそうな代物。

 

なんとか動揺から脱して、カフェも閉店時間になったので、軽食を食べに行くことに。棺材板とかいう、揚げた食パンにクリームシチューが入った料理がおいしいと噂のお店。

 

台南13

 

クリームシチューとカレーの2種類あったので、両方試す。

そんなん美味しくない訳がないやん。シチューにパンを浸して食べるとおいしいっていう定説がある中で、なんならパンとシチュー、一緒に食べちゃえ、的な発想から生まれた料理だということは想像に難くない。台湾人のそういうとこ、好き。

 

台南22

 

中華っぽいスープも頂いてみる。酸辣湯に近いのだろうか。もしかしたら酸辣湯なのかもしれない。酸っぱいのと同時に、説明しようのない微妙な味もする。決して不味い訳ではないのだが、日本人的にはどうなんだろう…

無事、完食したところで、店を出る。

 

Hくんが薬局に寄りたいと言い出す。2日目にして腰をやらかしてしまう。湿布を買いたいそうだが、湿布のことを英語で伝えることが出来ない。確かに普段、湿布なんて使わないし、英語ではさらに使うこともなかった。こういう意外に身近なものが、まだまだ英語では伝えることが出来なくて、辛い。

とか思ったら、サロンパスで通じることが判明。笑

薬局に行くと、化粧品や医薬品等、かなりの数の日本製品が置かれている。しかも日本語まで書かれている。ちなみにサロンパスに至ってはアジア3ヶ国、どの国のコンビニでも売ってるくらいポピュラーな代物だった。

ちなみに、薬局のお姉さん、かわいかった。

 

 

それはさておき、満たされた食欲にも関わらず、今日も今日とて夜市へ。

武聖夜市へ。水曜と土曜の週2日しかやってないらしい。てっきり夜市は毎日やるものだと思っていた。駐車場からはニトリの看板も見える。

 

台南14

 

とりあえず食べ物の屋台からは離れてみる。弓道的なゲームがある。なかなか本格的ではないか。Hくん、武士の血が騒ぎ挑戦するも、あまりの難易度に景品を手に入れることは出来ず。

食べ物のエリアへ足を運ぶ。

 

台南15

 

屋外でこんな寿司売ってて、買う人なんているんだろうか。気温もそれ程低くないのに、こんなん食べたら絶対お腹壊す。屋台というだけで衛生面には問題があるはずなのに。

無難に揚げ物や炒め物を買って食べ歩く。キノコを揚げたやつ、おいしかったなぁ。

 

台南16

 

夜市の中にもテーブルがあるお店があって、歩き疲れた4人はここで料理を頂くことに。

 

台南23

 

蚵仔煎という、牡蠣オムレツといったような料理。牡蠣も若干怖いけど、これはなかなかの美味。もう1皿いけるぜ。いかなかったけど。

こうして2日目も食いだおれる。台湾人に腹八分目とかいう概念は存在しない。やつらは自分自身を徹底的に苛めつける。そうなると、スマートな台湾女子の生態が気になるところだが、それは次回への課題にしよう。

 

こうして台南を後にし、車で王くんの家へ向かう。その途中、是非寄りたいところがあると言って連れて行ってくれたのがここ。

 

台南17

 

仏光山という一大宗教施設。キワモノ臭が半端ない。戦後になってから建立されたらしく、そもそも近年になってそんなデカいものを作る必要性が我々日本人には理解しがたいのではなかろうか。

とはいえ、台湾人にとってはご利益のある宗教上の聖地。こちらも身を引き締めて参らなければ。

 

台南18

 

旧正月明け間もないからか、壮麗なライトアップがなされている。なかなか見ていて楽しい。テーマパーク感さえ漂ってくる。

 

台南19

 

謎のバルーンアートが道沿いに続いている。本当にここは宗教施設なのか?この先にメリーゴーランドとかあるんじゃないか?とかいう疑問は消えなかったが、疲労困憊のため、引き返す。

 

台南20

 

立派な建物の方へと進む。深夜のため、建物内部は通り抜けるだけしかできなかった。きっと何かが、ここにある。

そして、その建物の奥には…

 

 

台南21

 

大仏さんがいるではないか。実に20mくらいはあろうかという代物。そして照明のついた塔が並ぶ。このセンスは、日本のそれとは確実に一線を画している。塔自らが発光している。日本には全然要らないが、こうやって観光しに来ると、このキワモノっぽさもかえって神々しさが増して、美しく見えてくるではないか。

近くて遠い国、台湾。

 

この2日間で、この国のことが少しわかってきた気がする。祭りの精神。これに尽きる。楽しいこと、派手なこと、賑やかなことが好き。廟は派手だし、料理は濃い味付け。日本人が美徳とするものは、この国では通用しない。

そう考えると、さらに旅行が楽しくなってきた。

 

日本がどう影響を与えてきたのか、そういったことを知りたいと、最初は思っていた。だが、ここは海外なのだ。違う文化が根付く、全く別の世界。今、自分は、異国の地の、異国の風を吸って生きているのだ。そうやってまた1つ、世界の広さを肌で感じていく。

それが旅行の醍醐味。アイアムトラベラー!

 

そんな謎の昂揚感を覚えながら、車で帰路につくのであった…

 

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東南アジア卒業旅行記~第2日・台南その2

 

こんばんは、アブラハムです。今日、卒業が認定されました。めでたく社会人になれます。

てなわけで、今日も旅行記を。昨日の記事では、台南の安平地区を歩いていました。オランダ統治時代からの歴史ある街は、今ものんびりとした、趣のある街並みを残していました。

 



 

そんな安平地区を後にして、一同は台南市街へ。そこは台湾らしい雑然とした街並み。とは言え、清朝時代からの旧跡が多く残る、歴史ある街並みという点では、他の街とは一線を画しているように感じられた。

 

台南1

 

まずは孔子廟を訪れる。

 

台南2

 

かつてはここで儒教が教えられていたのだろうか。この廟には神様や英雄の類の、祀られるものもなく、極めて質素な雰囲気が漂っている。もしかすると、今もこの場所で儒教が教えられているのかもしれない。

ここで王くんの友達、リキくんがやって来た。リキくんともヨーロッパで旅行した経験があり、久々の再開となった。

静かな境内を出ると、そこはやはり市街地というところ、非常に賑やかさ溢れる街並みである。様々な年代の様々な建築物が立ち並ぶ。日本統治時代の西洋風の建物も顔を見せていた。

 

台南3

 

かつての日本人は、どのような思いでこのレンガを積んでいたのだろうか。それこそ当時は、遥か遠い異国の地であり、そこには日本とは異なる文化が花開いていたのだ。歴史というのは不思議な気分にさせる。

その足で、台南の重要な廟の1つ、天壇に向かう。入り組んだ路地に急に現れる建物。周囲には異世界でのお金とやらを売る商人がたむろしていた。ちょっと怪しい。

 

台南4

 

今回の旅はご利益祈願の旅でもある。お偉いさんが祀られているこの廟にも、行かないわけがない。

 

台南5

 

室内は本当にゴージャスだ。細部まで手の行き届いた、息をのむ程の美しい細工。金と赤で統一された色彩。これほどまでに繊細さと豪華さを兼ね備えた建物を見たことがあっただろうか。

 

台南6

 

ここでも午前の天后宮と同じようなお祈りをする。

それから、リキくんに言われるがまま、台湾流の占いをやってみることに。

まずは神様にお願いごとをする。それから、赤い木片を2つ持ち、落とす。木片は、片方が平ら、もう片方が丸くなっていて、それぞれが表と裏になっている。表と裏の両方が出れば、いいらしい。それを3回繰り返し、3回とも表と裏の両方が出る組み合わせならば、その願いごとが叶うらしい。

見事、3回とも表と裏が出たではないか。

そのあと、ご利益のある神をもらい、それをお守りの袋に入れ、香炉の上で3周させる。そうすることで効力が出る。そして最後に、赤い紐をもらい、財布に入れる。この赤い紐をなくしたときが、願いごとが叶うときなのだそうだ。

 

ちなみに、僕の願いごとは、彼女が出来るように、ということだった。紐がなくなるのはまだまだ先のようだ。

 

台南7

 

天壇の屋根の不思議な人形の装飾。シャチホコと同レベルの不思議さ。

 

台南8

 

この日も台湾は暑い。冷たい飲み物を飲みに行く。

 

台南9

 

冬瓜茶はタピオカミルクティーのような感じの飲み物。タピオカのかわりに冬瓜のゼリーが入っている、という感じなのだろうか。

甘い。

正直、台湾人の味覚は狂ってる。逆に喉乾くわ、ってレベルで甘い。甘くなければ、結構おいしいと思う。次は砂糖少な目で頼むことにしよう、と心に誓って、次なる目的地へ。

 

台南10

 

来たぜ、赤嵌樓。台南で最も有名なスポットと言っても過言ではないかもしれない。日本人のツアー客もちらほら。

とはいえ、何か特別なものがあるかといえばそうでもなく、復刻された小さな建物と、整備された庭園があるだけ。元々はオランダ統治時代にお城があったそうだ。台南市民にとっては歴史上、重要な場所であるに違いない。

 

台南11

 

車へ戻る途中、鄭成功祖廟なるものを見つける。この街からは鄭成功へのほとばしる思いがひしひしと伝わってくる。

 

再び台南市内を車で移動する。今度は若者が集うエリアに来たようだ。おしゃれなお店が並ぶなか、カフェに入ってみる。コーヒー1杯400円くらいするお店。日本と変わらんぞ。

ただここで問題が。

台南12

 

ブレンドコーヒーが、ない。

やつらはきっと、苦いものが苦手なのだ。メニューにあるのはアメリカンだけ。だから、なんでもかんでも甘くして誤魔化すのだろう。

俺はあのちょうどいい感じの濃さのコーヒーが飲みたいんだよぅ。

 

とまあ、わがままっぷりを遺憾なく発揮したが、しゃーなしでアイスコーヒーを注文する。やってくる。しかしながら、またここで問題が。やつらはミルクとシロップを持ってこないではないか!

王くんに聞くと、「You should ask by yourself.」って言われる始末。

冷たいぜ。仕方ないから、意を決して聞いてみる。

「你有糖吗?」

まず、砂糖しか知らんやん。そんな困った顔をした日本人にも、台湾人は優しかった。中国語で何かを言いながら、ここにあるよ、と教えてくれた。この瞬間、恋が芽生えた。

ということはなかったけど、かわいいじゃないか。台湾人。

このあとも調子にのって、トイレはどこですか。とか聞いてみたりする。言語ってのは、使わないと上達しないからね。

 

ただまあ、浮かれているとすぐにしっぺ返しを喰らうものである…

 

今日も長くなってしまったので、また明日にします。また見てくださいね!

 

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東南アジア卒業旅行記~第2日・台南その1・安平

 

こんばんは、アブラハムです。

今日は関東に戻ってきました。しばらく忙しくなりそうですが、ブログはなるべく書き続けるようにします。

 



 

2月26日

前日は深夜2時に眠りについたものの、この日は台南に行く予定を立てていたため、8時に起床。9時間睡眠が染みついた大学生には正直辛い。とはいえ、まだ旅行は始まったばかりなのだ。ここは前向きに行かねば…

とかなんとか考えながらベッドから出る。朝食は、王くんのお母さんが買ってきてくれたタマゴサンド。タマゴサンドと言っても、洋風なサンドイッチなのではなく、食パンに目玉焼き、どーん!みたいなやつ。やっぱ台湾人は朝からかましてくるぜ。

台湾では朝食ですら、家で食べるより屋台で買って食べるらしい。こういうところも日本とは違うところだと感じさせられる。そして、サンドイッチを食べ終えると、謎のトロピカルフルーツまで出てくるではないか。ギャバって言うらしい。味は似たものがないため、例えることが出来ないけど、品種改良してないリンゴ、みたいなおいしさだった。(個人談)

 

準備をして、出発!今日は王くんに車を運転してもらう。

高雄と台南は隣町で、車で約1時間。かなり温暖な地域だが、それでも熱帯の風景というよりは日本に近い景色が続いていたように感じる。そんな車窓を眺めつつも、車内はYくんのDJで大盛り上がり。m-floが最近のお気に入りらしい。

無事、台南に到着。まずは海沿いのエリア、安平に足を運ぶ。高い建物もなく、のどかな雰囲気のエリアだが、台湾の歴史的にはそれなりに大事な場所らしい。

 

安平1

 

まずは砦の跡を訪れる。歴史はオランダの統治時代にまで遡る。

 

安兵2

 

鄭成功、世界史に出てきたなぁ。オランダ人から台湾を奪還した歴史的英雄。この安平古堡も彼が奪還したんだろうか。

 

安平3

 

現在は戦後に建てられた塔と博物館があるだけで、当時の面影というものは、生い茂る木々と城壁だけになっている。古の時代から台湾の歴史を刻んできたこの場所は、少しだけ時間がゆっくりと流れているような気がした。

その安平古堡と並ぶようにして、天后宮という廟が建っていた。台湾中にいくつも存在するこの廟は、今でも多くの人が訪れるらしい。

 

安平4

 

狛犬がお出迎え。

 

安平5

 

ここでお祈りの仕方を王くんに教えてもらうことに。

 

安平6

 

でっかいお線香みたいなのをもらい、火をつける。この廟では6本もらった。それを持ちながらお祈りする。まず3回手を揺らして挨拶をし、自分の名前と、どこから来たかを神様に伝え、それからお祈りをする。それが終わると、線香を置くところに1本置く。

この廟には、その他にお祈りすべき神様があと5人いるから、それを繰り返していく。

ということらしい。日本人には難しい。

 

安平7

 

しっかりお祈りした後は、腹ごしらえ。台南は食べ物が美味しいことで有名らしく、王くんも凄く張り切っていた。僕たちが入ったお店は台南で有名なレストランらしい。確かに、平日なのになかなかの混みっぷり。イチオシは海老を春巻きで包んで揚げたような食べ物。

 

安平8

 

めちゃくちゃ美味しい。味音痴ながらに、かなり美味しいことだけは分かる。それ以外にも海老を使った料理を中心に、台湾料理を頂く。決して日本の味ではないが、それでも日本人なら誰でも好きになるような味。これだけの量を食べて、しめて1人300円弱。安っ。

満腹になったところで、次はデザートを食べに行く。

 

安平9

 

こんなお店の、

 

安平10

 

こんなスイーツ。

白いものは、豆腐をさらに豆乳っぽい味にした豆腐。甘い汁に浸かっていて、あんこものせると3つの味が組み合わさっておいしい。全然ヘルシーじゃないけど、若干のヘルシー感を感じられるのがいいところ。

食べ物に満足したところで、安平地区最後のスポットへ。

 

安平11

 

王くんがGolden Castleだ、って言ってたけど、金閣寺の1000分の1もGoldenじゃない。これも鄭成功時代からあると思うけど、当時から金は使われていなかった模様。

とはいっても、ここもなかなかの趣のある遺跡。

 

安平12

 

平日の昼間なんかに訪れる人はほとんどおらず、のんびり出来る。

 

安平13

 

かつてはここから海に向かって砲撃をしていたのだ。

 

安平14

 

今は亡きGolden Castleの跡地は、何本かの大樹を残して、静かに人々を迎えていた。

 

台南は、この旅行で最も訪れたい街だった。「台湾の京都」と呼ばれるように、かつて首都が置かれ、多くの廟や古い建築物が残る街。多くのアジアの都市が高層化していく中で、その波から取り残されたような街だと思っていたからだ。

それだけでなく、日本人にとってはあまり目的地とならない街でもあるところに惹かれた。台湾と言えば台北を中心とした北部が人気で、南部はまだそこまで日本人の姿を見ることもないだろうと。せっかく台湾人の友達が連れて行ってくれるのだから、現地の人が過ごすように過ごしてみたい。そう思っていた。

実際に安平地区は、のどかで、古い家々も残り、思い描いていたような街が広がっていた。日本人もあまり見かけなかった。

 

いい街なので、1つの記事にはまとめきれませんでした。

ということで、台南編は次回に続きます。

 

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東南アジア卒業旅行記~第1日・台湾・高雄~深夜の部

 

こんばんは、アブラハムです。

昨日のブログでは、台湾人がいかにおもてなしの心を持っているか、という話をしてきました。あらすじとしては、台湾人の友達、王くんの家族とディナー、そして高雄85タワーでお酒を飲んだのが、夜10時過ぎの話。

そこで王くんの両親とその友達は、彼らの車で帰り、僕たちは王くんが運転する車で家まで帰る。

 

が、その道中、王くんの母校・国立中山大学に寄ることに。

 

高雄6

 

12時まで大学は開放されていて、素敵な夜景が見れる海岸まで敷地に含まれている。そんなわけで、缶ビールを飲みながら語らう人、肩を寄せ合うカップル、かなり多くの学生がたむろしていた。俺もこんな大学生活送りたかった。

大学生活を振り返れば、家で音楽を作っていたことと、英語の勉強をしていたことばかりが思い出されて、仲間と語らったこと、女の子と過ごしたことなんてほとんどないや。ってことばっかり考えて、なんかむなしくなってくる。ほんと、大学生活やり直したくなってくるぜ。

ネガティブな思考に一通り陥って、国立中山大学をあとに。。。

 

まだ帰してはくれない。

 

ここでまさかの友達の合流。英語名でチャールズと名乗る男の子。皇太子感はゼロ。それはともかくなかなかのナイスガイで英語もそれなりに喋る。聞くところによるとオーストリアに半年間留学していたそう。

中華帝国の人々は、総じて英語名というものを使う。。。

自分の名前に誇りがないのだろうか。

 

そのあと、深夜のサイクリングを提案されるも、さすがに何も見えないし、そもそもサイクリングを楽しむような街ではないのでやんわりと断る。すると、代わりに夜市に行こうと言い出すではないか。もう11時なんですけど。まだやってんのかいな。

ただまあ、せっかく台湾に来たんだし、夜市へは行っておこうということで。

 

高雄7

 

めっちゃ人いるやん!!!

そもそもおかしいのが、夜市の周りの服屋さんとかが店を開けてること。台湾人いつ寝てんねんほんまに。

高雄で有名なのは六合路夜市というものがらしいが、そっちは本土からの観光客が多く、そのせいで値段もつり上がってると言われ、現地人が好んで足を運ぶという夜市に来た。瑞豊夜市というやつかな。

 

高雄9

 

1つの街にこんな大きい屋台がいくつもあるのかと思うと、正直驚きでしかなかった。屋台なんてお祭りの日、ちょっと怖い人がやってる店、というイメージしかなかったのに、隣の国では、若者から大人まで、深夜を迎えても人が途絶えることなくにぎわっているのだ。正直、眠気というのは少し吹き飛んで、台湾人が持つパワーに興奮していたように思う。これが中華帝国、アジアの龍か。

そんなハイになった頭でふらふらと回っていると、縁日か温泉街でしか見かけないような遊びを見かけた。

 

高雄8

 

いや、輪投げ、規模おかしいやろ。

 

正直これは関西人として突っ込まざるを得ないやつ。しかも輪めっちゃちっさいし。

これには一同テンションが上がってきて、全員で挑戦するも、あえなく惨敗。100円くらいでいい経験ができたと考えよう。

 

そんな眠らない台湾人を尻目に、明日からの旅に備え、深夜12時過ぎに夜市を離れる。そして車に揺られながら帰路につく。

その道中、久しぶりということもあり、後ろでYくんとHくんが眠る中、懐かしい話をしていた。スウェーデンの授業のこと、一緒にヨーロッパを旅行したこと、一緒に新年を迎えたロンドンでトラブルに巻き込まれたこと。それから、お互いがどんな生活をしているのか。

王くんは大学を卒業し、今は軍の病院で1年間のサービス中。台湾にはまだ軍隊に入る文化が残っているそうだ。わざわざ休暇をとって遊びに連れてくれて、この休みが終われば再び5月まで病院で働くという。

自分は6月に帰国して、日本の就活をして、無事内定をもらったこと、そしてこの4月から働くこと。この旅行が最後の自由な時間だということ。

そういうことを話しながら、夜は更けていったのであった。。。